2024-08

タビ

Buenos-Aires

メキシコシティからAeromexico 030便にて次の目的地、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスを目指す。約9時間のフライトである。40℃近い熱波に苦しむ日本とは別世界。南半球は真冬だった。長袖のポロシャツに厚手のジャンバーを着こむ。それ...
タビ

旅の人間模様 社長

社長には参った。ここはお前の会社ではないぞ。「ボクはね…」「ボクはね…」67歳過ぎて「ボク」はないだろう。態度も横柄で、いつも先頭を歩く。平気で列に割り込む。現地ガイドを離さない。いつも独り占めしている。周りもそれに合わせている。私が土産品...
タビ

死者の大通りを歩く

総勢13名で死者の大通りを歩く。ツアー参加者は11名。それにツアーコンダクターと現地ガイドだ。ちょうどいい数字になったが、ただの偶然か?メキシコでの晩餐会で一行の全貌を捉えることが出来た。場違いな1ドル=161円のこの時期にこんな遠方まで旅...
タビ

TEOTIHUACAN

空港から一行を乗せたバスは郊外にあるテオティワカンを目指す。テオティワカンと言えばメキシコを代表する、エジプトのピラミッドにも匹敵する世界遺産である。なんせ、この太陽のピラミッドは世界で3番目の大きさを誇る。テオティワカン(神々の集う場所)...
タビ

Mexico City

09:35成田を離陸したAMX057便は千葉沖を北上。千島列島を経由しベーリング海へ。アラスカ海をとおりバンクーバー近くでアメリカ大陸へ。そしてラスベガス上空を南下。現地時間07:25クスリ漬け年金生活者は何とか無事にメキシコシティに着陸し...
ブレイク

暑かったあの夏

昼近くには気温が30℃を超える。線路にかげろうが立つ。列車がかげろうの中に揺れながら小さくなって行く。列車の音が遠ざかると、急にセミの鳴き声がけたたましくなる。篠ノ井線、白板近くの踏切か。線路の枕木下に敷き詰められたアスファルトの匂い。溶け...
ブレイク

年金生活者の夏休み自由研究

さてここでハタと疑問が沸く。クスリ漬け年金生活者の夏休み自由研究とは、いったい何だったのか。年金生活者にも、かつては夏休みがあったらしい。夏休みがあるのなら、夏休み自由研究は必須であるのは当然だ。65年以上も前の昭和という時代において、どの...
ブレイキング

夏休み自由研究の闇

現在も小学生に課せられている、魔の夏休み自由研究。その始まりは、明治時代からとされる。長い夏休みに勉強を忘れてしまわないように。そして主体的に課題解決に取り組むことを目的として創設された。さすがの明治政府だ。そんな昔から、こどもと親のこころ...
ブレイク

町内児童会の夏

その昔、昭和では塾の夏期講習なんて存在しなかったから、夏休みは学校に代わって町内児童会が子供たちの面倒をみるのだ。長い休みでも生活リズムが崩れないように、事件・事故に遭わないように。町内会長はじめ皆が子供を大事にしていた。それが当時の風習だ...
ブレイク

年金生活者と隣組

その昔からクスリ漬け年金生活者には必ず隣(となり)組の存在があった。有名な山口組に始まり、ひよこ組、星組、月組と続く。昭和の時代は向こう3軒両隣が「隣組」の単位と称されたのだ。だからおよそ10世帯くらいか。食料や衣類などの生活物資の配給、年...