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追憶碓氷峠 37

続いて、「可動クロッシング(ノーズ可動)」とは何なのか? それは、この38番高速分岐器の最大の特徴でもある。それまでの分岐器は、交差部(クロッシング)に隙間があった。そのため、そこを車輪が通過するときに、ガタン・ゴトン という衝撃がうまれて...
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追憶碓氷峠 36

そもそも38番高速分岐器の名称、「38番」はどこから由来するのか? 「38番」の38とは、分岐器の角度を表す数字ではなく、「フログ番号(frog number、ノーズ番号)」と呼ばれる比率に由来する。38番とは「1対38」の勾配を示すのだ。...
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追憶碓氷峠 35

それでは、38番高速分岐器とはいったい何か? 分岐器の「○番」は分岐角の緩やかさを表す。例えば、12番分岐器 18番分岐器 26番分岐器 38番分岐器 というように数字が大きくなるほど、①分岐角が小さい ②カーブが緩やか ③高速で分岐できる...
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追憶碓氷峠 34

長野新幹線開業当初、乗客から、「高崎を過ぎるとトンネルだらけで景色が何も見えない。」という苦情にも似た声も聞かれた。果たして本当だろうか?東京〜高崎は既存の平野部(上越新幹線区間)であるため、トンネルらしきものには乏しい。本当に山岳新幹線に...
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追憶 碓氷峠 33

そして碓氷峠線にかわり、1997年10月1日長野新幹線が開業する。この開業は翌1998年開催の、長野冬季オリンピックへのアクセス向上も見据えたものであった。その結果、いままで3時間余を要していた東京-長野間の所要時間が、最速約80分にまで短...
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追憶碓氷峠 32

この事故では、EF63・EF62合わせて4両、合計約300t以上の機関車が脱線・転落して大破した。乗務員3名は脊椎骨折などの重症を負ったが、なんとか命だけは取りとめることが出来た。これだけの大事故では、まさに奇跡的と言われている。では、この...
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追憶 碓氷峠 31

機関車は、さらに速度を上げて碓氷峠を暴走する。やがて、①第1トンネル内で脱線 そして ②トンネル壁に接触し火花をあげる ③さらに速度を緩めることなく暴走を継続 ④ついに熊ノ平付近で轟音をあげて転覆する。という大事故になった。この事故で乗務員...
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追憶 碓氷峠 30

このように、EF63の操縦方法は牽引する車両によって異なり、複雑だった。実は、この運転士教育もEF63開発の一部だったのである。碓氷峠の協調運転は、機関車EF63だけ作れば終わりではない。それを思い通りに操れないと、大惨事を招く恐れがあるの...
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追憶碓氷峠 29

また、ここ横川機関区が担当する列車は、何も「あさま」だけではない。金沢行きの特別急行「白山」489系電車も担当する。この489系も「あさま」と全く同一ではないが、協調運転装置が搭載されていた。だから「白山」も協調運転が行えた。問題は客車列車...
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追憶碓氷峠 28

そもそも碓氷峠区間は、一般の鉄道とは考え方が異なる。この区間は実質的に「閉鎖された専用運転区間」とされた。列車は、信号保安システムによって厳重に管理され、勝手に人や車が入る踏切も存在しない。そのため運転士は、「前方に何かあるかもしれない」で...