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暑かったあの夏

昼近くには気温が30℃を超える。線路にかげろうが立つ。列車がかげろうの中に揺れながら小さくなって行く。列車の音が遠ざかると、急にセミの鳴き声がけたたましくなる。篠ノ井線、白板近くの踏切か。線路の枕木下に敷き詰められたアスファルトの匂い。溶け...
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年金生活者の夏休み自由研究

さてここでハタと疑問が沸く。クスリ漬け年金生活者の夏休み自由研究とは、いったい何だったのか。年金生活者にも、かつては夏休みがあったらしい。夏休みがあるのなら、夏休み自由研究は必須であるのは当然だ。65年以上も前の昭和という時代において、どの...
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町内児童会の夏

その昔、昭和では塾の夏期講習なんて存在しなかったから、夏休みは学校に代わって町内児童会が子供たちの面倒をみるのだ。長い休みでも生活リズムが崩れないように、事件・事故に遭わないように。町内会長はじめ皆が子供を大事にしていた。それが当時の風習だ...
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年金生活者と隣組

その昔からクスリ漬け年金生活者には必ず隣(となり)組の存在があった。有名な山口組に始まり、ひよこ組、星組、月組と続く。昭和の時代は向こう3軒両隣が「隣組」の単位と称されたのだ。だからおよそ10世帯くらいか。食料や衣類などの生活物資の配給、年...
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2025年7月人類は滅亡

ついにその時が来てしもうた。当時の国連のグテーレス事務総長の言葉には誰も耳を貸さない。国連は何も機能しない。ついに第二次世界大戦に続いて核が使われた。その数と規模は比較にならない。核シェルターもバンカーバスターには耐えられなかった。ロシア・...
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年金生活者キャンプ

年金生活者キャンプといっても年越し派遣村や悲しいRefugee-Campではない。子供が出来たら誰でも憧れる家族4人での小さな夢のキャンプだ。月1回は行っていた。毎回行き先がちがう。だから毎回違う感動がある。赤のワゴンRにテントやイス、テー...
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年金生活者と過疎の村

住民はクスリ漬け年金生活者だけになって部落は過疎化一直線である。人々は体が不自由で動けないから家にばかりこもっている。だから村には人影はない。話し声はもちろんしないし、音もしない。たまに気の向いた時だけ、思い出したようにセミが鳴く。でも部落...
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年金生活者の終わらない夏 2023

クスリ漬け年金生活者の夏は終わらない。連日の台風一過で34℃あった外気温が久しぶりに30℃まで下がった。この夏、今しかブタの長(おさ)には会えるチャンスはない。意を決して午前のプールへと足を運ぶ。直射日光がきつい。「メガネ一番」で、一番濃い...
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年金生活者と最大瞬間風速70m

カーヌンは久々に強力な勢力でクスリ漬け年金生活者に迫って来た。気象庁が観測して来たところ中心付近の最大瞬間風速は70mもあったという。よく頑張って台風の中心まで行って来てくれた。気象庁の方も命懸けの仕事である。心から感謝する。ここは少し中心...
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昭和とクリームサンデー

昭和はクリームサンデーの味。その昭和がにわかに脚光を浴びています。良き昭和時代の再来です。レトロなレストランも登場しクリームサンデーも復活です。昭和の歌謡曲がリバイバルし、昭和を知らない若者がカラオケで熱唱しています。そもそもカラオケは昭和...