クスリ

春の交通安全運動

クスリ漬け年金生活者のみなさん、ゴールデンウイークは無事に乗り越えられましたか?私たちは死ぬまで毎日がゴールデンウイーク。そこに世の中のゴールデンウイークが重なるんだから、無事に乗り越えるのは「至難の業」としか言いようがありません。大変お疲...
パンデミック

緊急事態宣言終了

クスリ漬け年金生活者のみなさま如何お過ごしでしょうか?本当につらい3年と3カ月でしたね。やっと先日、WHOがコロナ緊急事態宣言を終了させました。何しろ高齢者施設に入所されているみなさまの、心的疲労や不安はたいへんなものだったのではないでしょ...
オキテ

   村のおきて

実は故郷の村には人には言えない悲しい掟があったと聞いている。伝えるべきかどうか迷ったが、「クスリ漬け年金生活者の末路」というブログである限り避けては通れない話となる。それは「60歳になった年寄りは山に捨てること」これは上からの絶対命令。今で...
コキョウ

    故郷

故郷は雪深い山村。冬は長くて寒い。寝る前に蛇口の水をちょっとだけ流しておくのを忘れると水道管が凍つてしまい、翌朝やかんの熱湯を何度もかけなければならないはめになる。今みたいに水道管を保温するヒーターもない時代だったから。そして毎朝の雪かきが...
クスリ

降圧剤-2

降圧剤によってクスリ漬けになってしまった年金生活者は、毎日欠かさず服薬しないといけない。もし飲まなかったらどうなるのか?リバウンド現象というのが起きて、降圧剤を内服するようになった以前よりも、もっともっと急激に血圧が上昇してしまう。この急激...
クスリ

  高血圧症

降圧剤によってクスリ漬けになってしまった年金生活者は、例外なく朝自ら血圧を測ることから1日が始まる。そして血圧手帳に記入して、その値に一喜一憂する。いわば老人版「星占い」。その結果で今日の運勢が決まるのだから皆必死!体調をととのえ、深呼吸を...
クスリ

降圧剤-1

胸部大動脈瘤が見つかってから、父は半年ごとにCT検査を受けて瘤の大きさを計測していた。瘤のある位置が大動脈弓部であり手術では大きな血管3本も同時にグラフト(人工血管)に置換しなければならない。大動脈クランプ中には脳灌流もしなくてはいけない。...
ブレイク

  年金生活者と海

 世の中ゴールデンウイーク真っ只中。海へ山へ県民の森へと大移動。至る所で大渋滞。でもみんな心待ちにしていたゴールデンウイーク!子供も大はしゃぎ。大人も大はしゃぎ。楽しい思い出いっぱい作ろう、なんてね。だけど年金生活者にとっては死ぬまで毎日ゴ...
サンソジテンシャ

  酸素自転車

今思うと不思議だった。何か予感を感じた瞬間が過去にあった。最後に会ったときのことを思い出してみる。季節はいつだったろうか?雪がなかったし暑くもなかったから初夏か秋だったと思う。おみやげを詰め込んだリュックを背負い、駅に向かうバスを待っている...
オヤフコウ

 胸部大動脈瘤破裂

それは突然やってきた。16年前の4月30日0:30携帯が鳴った。「これからICUに入ることになったでな」 今思うとわざと元気そうな声だった。自分は何と答えたか覚えていない。最後の大切な会話だったのに。ICU入室前に看護師が遠方にいる私は間に...