ジャングリア オープン 10

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ここに沖縄国際大学富川盛武名誉教授の分析結果がある。それによると、来場者を150万人とした場合の年間需要額を2177億6200万円と試算する。波及効果は、ジャングリア本体よりも周辺施設の方が大きく、全体の約6割を占めた。ジャングリアの初期投資額は約700億円である。

需要額の約2177億円のうち、周辺の宿泊施設などでの消費が最も大きく、1303億5000万円に上る。富川氏は「本体よりホテルなどへの周辺施設への経済効果が大きく、本体が滞ると周辺に負の効果が出る。ジャングリアは来場者を飽きさせず、リピーターを増やし続ける工夫が求められる」と指摘した。

需要額のうち、入場チケットの売り上げ見込みは130億3500万円。入場料は国内客海外客で料金が異なり、入場者の3割が海外客となった場合の試算となる。従業員の給与は、正規職員や契約社員、アルバイトなどを含めて29億 6100万円ジャングリア施設内での飲食やグッズの売上額14億1600万円とした。

日銀短観業況判断指数(DI)地価上昇率が沖縄は全国より高いことから、「マーケットの価値が全国に認められている」と強調。「歴史や文化のソフトパワーが観光客を引きつけている。入域観光客数は増加が続いており、ジャングリアの入場者の増加にもつながる」と期待した。

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