沖縄北部に誕生した新しいテーマパーク「ジャングリア」に足を運んできました。まだ開業間もないこともあり、すべてが整いきってはいませんが、その分“これからどう育っていくのか”という期待感にあふれた場所でした。亜熱帯の照りつける太陽、自然と一体化した園内は、都会型のテーマパークにはない開放感と野生見がありました。
ただパーク内歩いているだけでも沖縄らしい空気を感じられます。いくつかのアトラクションは試運転のような雰囲気もありましたが、スタッフの方々は明るく丁寧で、地域の人たちの熱意が伝わってきました。飲食やショップはまだ選択肢が限られていますが、地元食材を取り入れたメニューなどは絶品です。
恐竜の巣のレストランなど、沖縄ならではの展開がこれから楽しみです。自然の観光資源が豊富な沖縄に、全天候型ではないテーマパークがどのように定着していくのかは挑戦的ですが、だからこそ他にはない魅力を育てるチャンスだと思います。いままで沖縄と言えば海・サンゴ礁でしたが、そこに森林テーマパークの誕生です。
USJやディズニーのような巨大な規模ではなくても、“沖縄でしか体験できない時間”を提供できれば、全国からの集客につながるでしょう。今回はまだ序章といった印象でしたが、今後の進化を見守り、再訪する楽しみができました。ジャングリアは沖縄の新しい顔として、大きな可能性を秘めていると感じています。

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