専用車両は17:00前にトマムザ・タワーに無事侵入した。一人の落伍者も出さずに一日目の目的地に到達出来たわけだ。西新宿の高層ビル群に匹敵する高層タワーが突如として出現した。星野リゾートとあるので純粋な日本の施設かと思いきや、中国企業に売却されていた。一帯一路計画だ。残念だ。星野リゾートは今管理だけを担っているらしい。
だからか、中国のインパウンド客も多い。中国語表示が目立つ。広大な敷地にいくつもの施設が点在している。だから施設内の移動はバスが基本だ。年金生活者に歩ける距離ではない。ルームキーを渡されたあとは自由行動となった。明朝のバスへの集合時間が告げられる。皆、すぐさま手甲書きする。
広い敷地に数々の施設が並ぶ。遊ぶところは山ほどあるのだ。だが、年金生活者が行くところはだいたい決まっている。レストラン・温泉・土産品店・雲海テラス、これくらいだろう。体力がないから仕方ない。しかもこの4つの施設がそれぞれ離れていて、バスで移動しなければならない。なんとも不便である。
ちなみに乗馬体験・水の教会・スキー・スノーボード・牧場散策・熱気球乗り・ストライダー・テニス・水泳・フィッシング・ウオーターラフティング・牧草ベッド・ナイトカートドライブ・白樺クラフト体験・焚火ウッドクラフト・バームクーヘン作りなど、アクティビティが目白押しなのだが、ツアー客は誰も利用した形跡はなかった。話題にもならなかった。じゃあ何のために、高い金を払いわざわざここに来たのか。
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