いよいよ待ちに待ったポリグラフ検査入院当日。一か月以上満杯で待たされました。入院は夕方から。夕方のラッシュに合わないように少し早めに家を出る。
心ウキウキ、1年ぶりの入院です。入退院を繰り返すのもクスリ漬け年金生活者の特権です。昔は恋愛を繰り返していたものですが… なんてウソ。
入院手続きをして病棟へ案内される。中央制御室でオリエンテーション。頭から足まで全身に電極を取り付けること。鼻の穴にチューブを入れること。酸素濃度・心電図・筋電図・脳波・波動を記録すること。赤外線カメラで一晩中監視、録画すること。以上の説明に同意サインをして病室へ。
病室はもちろん個室。大部屋だったら隣の患者のイビキがうるさくてねむれないからね。個室は10室ぐらいあって、すべてをさっきの中央制御室でモニターする仕組みになっている。
検査は20時開始ということで、それまでに夕食、入浴を済ませる。やがてその時間となる。「夜中に何回くらいトイレに起きますか?」と看護師が電極を取り付けながら聞いて来る。さらに「何回ぐらい大声をあげますか?」「夜中にモノを破壊したりしますか?」「寝ながら徘徊もしますか?」 ハァー? 私はゾンビか? 「寝てみないとわかりません」と自己申告しておく。
「3割負担ですから」看護師は病室のテレビをちらっと見ながら微笑んで出て行った。それってどういう意味?テレビを破壊したら3割負担しろってこと?私はばけものではないぞ。だったらテレビを金網で保護しておけっていうの。
こんなに早い時間に身動きや寝返りも出来ず寝れるわけないでしょ。それに一晩中みんなで見てるんでしょ。話しによると一睡も出来ずに検査が出来ない患者もいるという。高い入院料払っているのに… 私は持参した睡眠薬2日分をいっき飲みした…
コメント