夢洲RETURN

いよいよ夢洲RETURNが開始された。ウオータープラザ周辺は、人間でごった返している。眼前には人肉の壁。まったく動かない。動けたとしても、どこが東ゲートの方角かわからない。トルクメニスタンの壁が、夜空にネオンでまぶしい。やがて、群衆は動態に沿って動いた。なんとか東ゲートに向かっているようだ。

それにしても列が遅い。まるで地べたを這っている速度だ。３㎞先の頭が詰まっている。ホームから人が落ちるので、夢洲駅は入場規制を行っていたのだ。列車が入線しないと、列は進むことはない。これでは夜が明けてしまう。SNSでも「地獄の帰宅ラッシュ　東ゲート！」と有名である。

「帰り道は遠かった。来た時よりも遠かった」。チコとビーグルズも唄っている。東ゲートから夢洲駅までは30分以上もかかった。駅構内でもさらに混雑で待たされた。閉幕が近くなれば、この程度では済まなくなるだろう。メトロ中央線堺筋本町駅にて下車することになった。

地上に這い出て北方へ約500ｍ。目指すガストーは２階にあった。営業時間は23:00まで。なんとか間に合い、夕食にたどり着くことが出来た。03:30起床からの、長い１日が終わろうとしていた。６か所ものパビリオンと、お目当てのクエートレストランに入れたので、満足の出来る反省会となった。