年金生活者をささえるブロッコリー

セイカツ

クスリ漬け年金生活者の健康はブロッコリーにかかっている。今やブロッコリーは、日本国民高齢者を支える貴重な栄養源となっている。ブロッコリーアブラナ科アブラナ属緑黄色野菜である。キャベツの一種をイタリアで長年かけて品種改良したものなのだ。先祖はケールである。

しかしその栄養価はずば抜けて優れている。それは「最強の野菜」と呼ばれていることでもわかる。2026年には農林水産省から「指定野菜」として追加される予定だ。そんなブロッコリーはほとんどが国産である。国産約7割を占め、生産量1位は北海道である。そしてあの有名な埼玉と続く。

近年特に人気と需要が高まり、人寄せのために、どのスーパーでも特価セールをやるようになって来た。通常285円前後であるが、セール時は138円で店頭に並ぶ。ブロッコリーの前には人だかりが出来る。どんどん売れる。どれがブロッコリーで、どれが人の頭かわからなくなるほどである。

山盛り展示されていても、夕方にはもう品切れ状態。残っていても、それは変色したブラウンビーズブロッコリーだけ。すごい人気だ。ただここのところ、価格が急上昇しているのも事実だ。ただセールの時に店頭に並ぶブロッコリーは茎が妙に長く、つぼみが小さいという特徴がある。ランクがあるのか。

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