クスリ漬け年金生活者のPCには恐るべし魔のメールが次から次へと、絶え間なく入電する。先日の北朝鮮の乗っ取り犯やAMAZON、楽天、駅ネット、みずほ銀行、クロネコヤマト、佐川急便、ETC取り扱い中止のお知らせ、など利用している会社からの入電である。私のメールアドレスはじめ個人情報がだだ洩れである。ということは、利用した会社からその履歴が漏れているということだ。
あるとき航空券をANAのホームページから予約した。何日かして「あと何時間のうちに購入しないと取り消しになります」というメールが来た。忘れていたことに気づきあわてて、そのメールに記載されているリンク先へ、クレジットカード番号からセキュリティコードまで購入のために入力して打電してしまった。ANAからのメールだと思い込んでしまったのだ。Enterキーを押したときPCに見たことのない英語の画面が表示された。
不審に思い、確認のためにANAのホームページへアクセスするが、「購入」になっておらずまだ「予約」のままだ。ANAに問い合わせをするが、メールから航空券を購入することはしていないとのこと。やられてしもうた。今時流行りのフィッシング詐欺だ。これもルフィのしわざか。ここからは時間との勝負となる。VISAカードのホームページにアクセスしてV-passからマイページにログイン。ただちにカードを使用停止にする。
しかし時は既に遅し。手続きが終わる前にOutlookに通知が入電されていた。「カードのご利用ありがとうございます… 」よく見ると10ユーロの支払いがされている。しもうた。私はヨーロッパに行ってしまっている。でも利用停止にしたからもう大丈夫だろう、これくらいの被害でよかった。と思っていたがクスリ漬け年金生活者の考えは甘かった。
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