現実化した2025年問題 4

セイカツ

2025年財政難に陥った日本は国債穴埋めし、その利子に苦しみ、さらに国債を発行するという多重債務者の道を突き進んでいる。金が足りなくなると、日銀紙幣をどんどんと印刷。これでは円の価値が暴落するのもすぐそこだ。近年記録的な円安が進行。日銀が介入するが、歯がたたない。

こうして老齢化した日本は、異次元の少子化対策を実施していく。それとは引き換えに行われたのが、社会保障制度の改悪である。年金制度を維持し、働き手不足を解消するために、定年を65歳にまで延長。それにともない、国民年金は65歳まで払い続けるハメになる。

さらに65歳からもらえていたはずの年金が、70歳に引き上げられてしまった。加えて、後期高齢者医療費窓口負担が2倍の2割負担に。介護費も1割負担から、2倍の2割負担に引き上げられた。遺族年金廃止され、高額療養費制度も引き上げられる。こうして2025年問題は始まったのだ。

反対に世界情勢を受けて、防衛費は大幅に増大。離島には次々と自衛隊の基地が増設され、ミサイル電子戦部隊も配備され、緊張の度を増している。いまや陸・海・空にくわえて、宇宙軍までもが発足した。宇宙でまで戦闘をするつもりなのだ。やはり人類の脳は愚かである。はやくAIに支配してもらうしかない。

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