BIGBOX近くのビルの一角に日本で最初の司法試験の専門予備校があった。そこにクスリ漬け年金生活者は正社員としてまじめに?働いていた時代もあった。その時の勤務実績も、もちろん今の年金に反映されているのだからすごい。従業員もはじめは数人のこじんまりとした予備校だったが、今では司法試験を目指す人なら知らない人はいない、日本でも大手の司法試験の予備校にまで発展している。
社長は現在も81歳でバリバリの現役。大きくした予備校で司法試験受験対策の神様として君臨している。もしここで勤務し続けていたならば、私には素晴らしいパラレルワールドが広がっていたかもしれない。なぜなら社長に気に入られてすぐに通信教育部門の責任者にされてしまったのだ。もしかしたらそれなりの役職について多額の報酬を受け取っていたかもしれない。そのころは大阪校の開設を手掛けるなど、発展過程にあった。
通信教育部門の主な仕事は当校での講義を録音してレジュメとともに地方の受験生に送るのである。練習問題も同封し、返却された解答用紙をそれぞれの専門講師に採点してもらい、次回の問題とともにまた発送する。また大阪校で使用する教材・レジュメの発送等も一手に引き受けていた。業務量が多いためダビングテープ作成と郵便物発送処理のために、アルバイトを2名つけてもらった。
また本校での講義の際の会場設定やレジュメ、解答用紙の配布、試験問題の回収などの雑務も多かった。そこは当時では珍しく、忙しい人のために早朝講義というのを朝6:00から開いていてマスコミで何度も取り上げられていた。
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