メキシコ入国の前日、マクドナルド・トランプ氏の1回目の暗殺未遂事件が起きた。弾丸は幸いにも右耳をちぎっただけで済んだが、一歩間違えば頭部を貫通していた。全米を震撼させた事件である。犯人はその場で射殺された。
この事件が、こともあろうにクスリ漬け年金生活者を悲劇へと追い込んだのだ。それは、AMX0015便でメキシコに入国。ここからAMX1058便に乗り継ぎ成田に向かう保安検査で起きた。空港内を保安検査場に向かって歩いているときに、黒い犬が近寄って来た。犬が空港内を散歩するなど、やはり南米の空港だ。
追っ払っても、追っ払っても執拗に荷物を嗅いでいる。連れている男性に文句を言ったら、なんかマークのついたシールを荷物に貼り付けて逃げて行った。嫌味ないたずらだと思って、すぐにシールを剥がしたが、あれはなんだったのか?暗殺事件直後から、米国とメキシコではセキュリティが、格段に厳しくなっていたのだ。
クスリ漬け年金生活者はそれとは知らずに、うかつにも弾丸1発をデイバッグの中から処理するのを忘れた。案の定、保安検査でひっかかった。係員が本人の了解も得ないまま、勝手にデイバッグをひっくり返した。日本では、必ず本人に説明して同意を得るのが常識だが。
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