Dream liner AMX-1058

タビ

AMX-1058便はぎりぎりまで搭乗ゲートが表示されなかった。通常の58便モンテレー経由となると1058便と化すのである。予告通り、メキシコシティ国際空港滑走路の補修工事が始まったのだ。だけどANA179便は影響なく成田直行である。この違いはなんなんだ。機種も同じDream linerなのに。

22:40予定よりも2時間近くも早く出発する。目指すはモンテレー国際空港麻薬の中継基地として世界的に有名な都市だ。23:50に着陸した。これから2時間かけて給油するという。乗客はやむを得ず機内待機するしかない。

給油中はもちろん全エンジン停止安全上の理由からトイレも使用出来ないという。トイレが使用できない安全上の理由とは何か?今もわからない。機内はバッテリー照明こそ灯いているものの、空調OFF。もちろん冷房も効かない。30分が生体の限界だった。

7月メキシコ。冷房が止まった密室の機内では、夜間と言えども気温上昇31℃まで機内温度上昇した。みな非常口案内の冊子を、うちわ代わりにあおぎ出した。窓を開けようとするも、開かない。「ちょっとこれはないんじゃないかい」と皆日本人は思ったことだろう。捕虜となった日本人はただ、ただ、待った。「東京ダモイ」はまだか。

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