現在、国会では「105万円の壁」を引き上げろと、連日連夜、野党が騒いでいる。当然のことだ。税金の増加を懸念した働き控えの問題だ。これをなくせば、人出不足解消の決め手となる。またレギュラーガソリンがなんと1ℓ=200円を超えてしもうた。散々たる2025年の幕開けだ。
だからガソリン税をなくせとの議論も活発だ。言われてみればおかしい。ガソリン税に加えて、さらに給油時にもかかる消費税。二重課税であるのはあきらかだ。いくら何でも取り過ぎである。歴史研究家によると、ここまで税率がアップしたのは、江戸時代以来とのことである。苦しむ農民の一揆が頻発した暗黒時代だ。
この時代の「五公五民に匹敵する」そうである。収穫の五割を年貢として納めていた時代だ。言われてみれば、今の税金は所得税・住民税・国保税・社会保険料・消費税・固定資産税・国民年金税・揮発油税・利息にかかる税金・相続税・贈与税など。それに復興特別税や、知らぬ間に森林環境税までもが新設された。 すべてを合算すると税率が年収の50%近くにもなる。
もちろん高額収入があれば、50%どころの話ではない。ドバイやドーハなどの中東や、ケイマン諸島への海外移住を、真剣に考えないといけないレベルだ。残された日本は、今都心を中心に高齢者宅を狙った強盗殺人事件が多発している。昼間の宝石店への襲撃もあった。江戸時代の一揆と同じだ。犯人は皆、金に困った闇バイトの若者。また、あの暗黒時代がやって来る。
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