ジャングリア オープン 1

USJ

コロナ禍も明けて、インパウンドも順調に回復した2025年夏。満を持して、沖縄にジャングリアがオープンした。今帰仁のゴルフ場跡地に誕生した。USJを回復に導いた、あの「」が手掛けた。1年前から地元は大騒ぎだった。「観光客が増えて地域が活気づく」「新たな雇用が生まれる」「交通渋滞や騒音問題」

いろいろな声が上がっていた。なかでも、1本道の県道84号線の渋滞が最も懸念されていた。渋滞予想に対応してさまざまな対策がとられた。まず県は緊急に84号線からの右折帯を増設した。これは、なんとかオープン前に間に合った。そして消防は、救急車が交通渋滞に巻き込まれないよう、ヘリによる空輸システムを構築した。ジャングリアはもちろん本部ヘリポートを整備したのだ。

ジャングリア側は開門時間を遅くして、出勤ラッシュと重ならないように調整した。アクセスは空港から直行のリムジンバスを、毎日8本運行する。さらに名護市内からは無料の送迎バスを準備した。イオン名護店の屋上からだ。さらに海上輸送も活気づく。泊ふ頭から名護漁港まで、現在の高速船に代わり、時速80kmを誇るジェットホイルを就航させる予定である。

ところが、これには保鯨団体ホエールウオッチング協会が猛反対。ホエールウオッチングしている海域を時速80kmで進むなど言語道断だ。ジェットホイルスクリュー音が無いから、クジラはよけきれないと主張。大事故の危険もあるし、クジラも来なくなると心配する。辺野古基地問題と合わせて、現地は大騒ぎだ。

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