年金生活者と最大瞬間風速70m

ブレイク

カーヌンは久々に強力な勢力でクスリ漬け年金生活者に迫って来た。気象庁が観測して来たところ中心付近の最大瞬間風速は70mもあったという。よく頑張って台風の中心まで行って来てくれた。気象庁の方も命懸けの仕事である。心から感謝する。ここは少し中心からずれているから、今日の予想最大瞬間風速は65mとのことだ。これはまずい。電柱なら折れる強さだ。車もかるく横転する

案の定、一夜明けると庭が吹き飛んでなくなっていた。あんなに苦労して造った庭なのに。そんな馬鹿な?と思ったが、今が最接近で外に出ることは無理だ。私が吹き飛ばされてしまう。でも早く探さないと。2階の雨戸のついていない窓から見る限り、飛んで行った庭の一部が向かいの家の電柱に空高く張り付いている。残りは何処か?庭の木々も頭が吹き飛ばされて見当たらない。胴体半分しか残っていない。まるでススキノのホテルではないか。

どこに飛んで行ったのか。あんな大きな木が。でも車よりは軽いから飛んでも無理はない。かえって枝と葉が翼の代わりになるから、空高く舞い上がるらしい。昨夜は竜巻注意報も発令されたから、それにやられたのか。しかし着地地点は、果たしてどこか。どこかの家や車を破壊していたら賠償しなくてはいけないのか?そんな保険には入っていないぞ。火災と同じで賠償責任はないのか?

それよりも停電クスリ漬け年金生活者にとって死に直結する。CPAPを装着し、風雨の音がひどいので耳栓をつけ睡眠剤を飲んで寝ていたのだ。夜中に停電があったらしくCPAPはもちろん停止。自動バックアップ機能のついている機器はまだない。もちろん密閉回路。ベルトで隙間なく顔に密着されている。だから即窒息する。説明書には「停電時は苦しくて目が醒めます。焦らずにマスクをはずしましょう」と書いてある。睡眠剤でぐっすりと眠っている人のことは全く考慮していない。なんと無責任な!そのままぐっすりと永眠するではないか!

コメント

タイトルとURLをコピーしました