年金生活者とサバイバーの使命

プライベートビーチ

今回、魔のプライベートビーチから奇跡的に生還出来たことは、「薬漬け年金生活者の末路としてはラッキーだった」の一言に尽きる。だが受けた身体的ダメージはかなりなものだった。診断名:高度脱水症・右手掌裂傷・全身打撲・全身擦過傷・ウエットスーツラッシュ・多発性皮膚潰瘍・左変形性股関節症悪化・右人工股関節ダメージ等、約1か月たっても通院治療・リハビリを続けている。

反対に得たものは?これが想像を絶するほど大きい。サバイバーは皆口にするが、私もこれをきっかけに人生観が180度かわった。今の心境をそのまま書く。「生きていてよかった。生きている、ただそれだけで幸せ」「生きてさえいれば、ほかに何も望まない」「私は生かされている。私は大いなる何者かに、導かれて生かされている」「ならば、生かされたこの命、何に使うべきか」

あの時、予想だにしなかったのに、荒れ狂う大波が突然足もとまで引き、目の前に歩ける道が現れたことは、今でも信じられない。大いなる何者かが、私をもう一度この世に帰してくれたのだと思っている。だったら私に与えられた使命は何だろう。クスリ漬け年金生活者の私の使命とは何か。これを毎日、真剣に考えて生きるようになった

サバイバーは体験を通してメンタル的に強くなると言われている。これは、単に究極の体験から生還したという自信からだけではなく、自分の命の有難さと自分に与えられた使命に気づくからではないだろうか。使命を果たそうと生きる時、人は自然と強くなれる。何事も怖くなくなるものである

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