県警本部長は、再びプール漬け年金生活者の待つスポーツクラブに君臨した。「物価高、ワシの心も値を上げる」これが県警本部長の最後の句だと思っていた人々は、皆歓喜した。25m×8コースのプールも踊った。長いシベリヤ抑留生活も耐え抜き、引揚げ船に乗り092幽体より少し遅れて舞鶴に着いたのである。
「夕食はゆで卵1個だけという生活が続いて、たいへんきつかった。でもおかげでダイエット出来たよ。」と笑う。絶体絶命のピンチをチャンスと捉える県警本部長。その楽観的な思考パターンこそ、極寒の地シベリヤでの長い抑留生活を耐え抜く原動力だったのか。さすがプール漬け年金生活者の長(おさ)である。
両足のひざは人工膝関節、そして心臓にはブタの生体弁。この状態でも生き抜いたのだ。素晴らしい。肉体がいくら傷ついても、こころが傷つかなければ再生可能なのだ。我々もレジリエンスを鍛えたい。県警本部長を師と仰ぐプール漬け年金生活者も多く、かつての統一教会をも凌駕する。もちろん貢物も絶えない。
台湾産パイナップルケーキ(2)ニューヨークキャラメルサンド(2)信州産蜜入りリンゴ(2)などと絶え間ない。そしてなんとキックバックは、まさかの久米島産かまぼこ(1)だった。まだ収支報告書には記載していない。そして県警本部長は今日も悠々と波をかき分けかき分け、水中ウオーキングの令和の猛者と化すのであった。
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