なんとまた出発10日前に飛んでもない知らせが届いた。メキシコシティ国際空港の滑走路の補修工事が7月から始まるというのである。それで離陸に使う滑走路が短くなってしまい、そのままでは離陸出来ないとのこと。そのため成田までの燃料を積むことは無理らしい。
だから燃料を減らして、機体を軽くして何とか離陸し、給油のためにモンテレー国際空港によるという。同じメキシコ国内だから入国審査は要らないと思うが、大幅な時間ロスである。そもそも航空機とは、そんなに微妙なものなのか。補修工事をする方も、する方である。
航空機がそのままでは離陸出来ないような工事計画をいつたてたのか。なんでアエロメヒコ航空は10日前になって、急に連絡して来るのか。これもメキシコ人気質というわけか。ツアー計画書にはメキシコシティから成田への直行便で、所要時間14時間と明記されているではないか。
まあ中南米はこんなものか。アエロメヒコ航空の口コミにもあったが、大幅に遅延があってもなんの謝罪もないとのこと。「ちゃんと日本まで飛ぶんだからいいでしょ。」という感じか。ボリビアでは先日クーデターが起きている。帰りはサンパウロからメキシコシティまで9時間30分。さあメキシコシティから成田まで、何時間で帰れることか。実際はもっと怖い事態が待ち構えていたのだ。
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