AH-1Z VIPER

ベント

次の展示機は、第367海兵軽攻撃ヘリコプター飛行隊に所属するAH-1Zバイパー普天間基地に暫定配備されている機体だ。AH-1Zベルヘリコプターが開発した攻撃ヘリ。艦載を前提としていて、回転翼を折りたたむことが出来る。ガトリング砲や対戦車ミサイル、ロケット弾といった武装を装備する。

乗員2名でゼネラル・エレクトリック社製T700-GE-401Cターボシャフトエンジンを2基搭載。最大出力は1800馬力×2におよぶ。この他に、28V・400Aの直流発電機を2基搭載。またエンジン上部には補助動力装置(APU)を装備。28V・200Aの発電機を動作させ、エンジンスターターやブレードの折り畳みに使用する。

武装としては、機首下部のチン・ターレットにM197 20㎜機関砲1基(弾薬750発)を固定武装。空対空ミサイルはATAS・AIM-9サイドワインダー6発。対戦車ミサイルはBGM-71TOW・BGM-114ヘルファイア・AGM-65マーベリックを装備。対レーダーミサイルとしてAGM-122サイドアームを搭載。

またCBU-55FAEI燃料気化爆弾焼夷弾も積載している。そのほか、ロケット弾としてハイドラ70FFAR-M261(19発)・127㎜ズーニー・ロケットランチャも備えている。これだけの重武装をし、さらに最高速度411km/h航続距離685㎞を出す現役バリバリの機体である。

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