タビ IGUAZU 1 ゴルゴ航空1990便は薄暗くなったフォス・ド・イグアス空港に着陸した。密林の空港だ。あたりは何もない。密林だけだ。真っ暗な道にポツンポツンと看板が暗い球(タマ)に照らされている。「治安が不安なので、夜間はホテルから出ないように」と現地ガイド... 2024.09.17 タビ
タビ Rio-de-janeiro 4 イパネマの高級商店街を散策する。いろいろな専門店が軒を連ねる。社長がファーマシーに入った。奥さんが言った。「海外ではいつもクスリを買うんです。日本では手に入らないものが安く買えるとかで…」おいおい何を買うんだ。薬品会社の社長がわざわざ海外ま... 2024.09.14 タビ
タビ Rio-de-janeiro 3 リオのコパカバーナビーチは異邦人でにぎわっていた。実は自分たちも異邦人なんだが。そもそもなんでそんなに、ここが知れ渡っているのか?それは全長4㎞にわたって白い砂浜が続く。国際的な海水浴場であり保養地となっているからだ。そして1978年バニー... 2024.09.12 タビ
タビ Rio-de-janeiro 2 これから憧れのコルコバードの丘を目指す。テレビや映画で観るブラジルの象徴だ。そこに行けるんだ!まずは登山電車だ。スイス製アプト式。急な斜面を登りきる。窓の両側はうっそうとした密林だ。標高が上るにつれ、あたり一面、霧に覆われて来た。これでは景... 2024.09.10 タビ
タビ Rio-de-janeiro 1 世界一美しい書店エル・アテネオと、夫人の眠るレコレータ墓地を後にして、ゴルゴ航空7657便は一路リオデジャネイロを目指した。約3時間のフライトである。夕暮れ近い15:00にはリオに無事到着した。空港から夜景を見にボン・デ・アスーカルに直行す... 2024.09.07 タビ
タビ 旅の人間模様 バニラ爺 そして今回の主人公、バニラ爺の登場である。バニラ製造会社を定年退職し旅を続けて御年78歳。小さなリュックを背負い、腰と膝の痛みに耐えかねて、しょっちゅうしゃがみ込んでいる痩せたご老人。TEOTIHUACANでは不幸にも滑落してしもうた。ダメ... 2024.09.05 タビ
タビ 旅の人間模様 若手経営者 若手経営者は何度話しかけても乗って来なかった。「はーい」「そーう」と相槌しか打たない。なんて愛想のないやからだろうと内心思った。もしかして「コミュ障か?」とも思ったほどだ。だが悪い人間ではなそうだ。ところがある話題をきっかけにして話が止まら... 2024.09.03 タビ
タビ Buenos-Aires メキシコシティからAeromexico 030便にて次の目的地、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスを目指す。約9時間のフライトである。40℃近い熱波に苦しむ日本とは別世界。南半球は真冬だった。長袖のポロシャツに厚手のジャンバーを着こむ。それ... 2024.08.31 タビ
タビ 旅の人間模様 社長 社長には参った。ここはお前の会社ではないぞ。「ボクはね…」「ボクはね…」67歳過ぎて「ボク」はないだろう。態度も横柄で、いつも先頭を歩く。平気で列に割り込む。現地ガイドを離さない。いつも独り占めしている。周りもそれに合わせている。私が土産品... 2024.08.29 タビ
タビ 死者の大通りを歩く 総勢13名で死者の大通りを歩く。ツアー参加者は11名。それにツアーコンダクターと現地ガイドだ。ちょうどいい数字になったが、ただの偶然か?メキシコでの晩餐会で一行の全貌を捉えることが出来た。場違いな1ドル=161円のこの時期にこんな遠方まで旅... 2024.08.27 タビ