しろちゃん

タビ

Rio-de-janeiro 3

リオのコパカバーナビーチは異邦人でにぎわっていた。実は自分たちも異邦人なんだが。そもそもなんでそんなに、ここが知れ渡っているのか?それは全長4㎞にわたって白い砂浜が続く。国際的な海水浴場であり保養地となっているからだ。そして1978年バニー...
タビ

Rio-de-janeiro 2

これから憧れのコルコバードの丘を目指す。テレビや映画で観るブラジルの象徴だ。そこに行けるんだ!まずは登山電車だ。スイス製アプト式。急な斜面を登りきる。窓の両側はうっそうとした密林だ。標高が上るにつれ、あたり一面、霧に覆われて来た。これでは景...
タビ

Rio-de-janeiro 1

世界一美しい書店エル・アテネオと、夫人の眠るレコレータ墓地を後にして、ゴルゴ航空7657便は一路リオデジャネイロを目指した。約3時間のフライトである。夕暮れ近い15:00にはリオに無事到着した。空港から夜景を見にボン・デ・アスーカルに直行す...
タビ

旅の人間模様 バニラ爺

そして今回の主人公、バニラ爺の登場である。バニラ製造会社を定年退職し旅を続けて御年78歳。小さなリュックを背負い、腰と膝の痛みに耐えかねて、しょっちゅうしゃがみ込んでいる痩せたご老人。TEOTIHUACANでは不幸にも滑落してしもうた。ダメ...
タビ

旅の人間模様 若手経営者

若手経営者は何度話しかけても乗って来なかった。「はーい」「そーう」と相槌しか打たない。なんて愛想のないやからだろうと内心思った。もしかして「コミュ障か?」とも思ったほどだ。だが悪い人間ではなそうだ。ところがある話題をきっかけにして話が止まら...
タビ

Buenos-Aires

メキシコシティからAeromexico 030便にて次の目的地、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスを目指す。約9時間のフライトである。40℃近い熱波に苦しむ日本とは別世界。南半球は真冬だった。長袖のポロシャツに厚手のジャンバーを着こむ。それ...
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旅の人間模様 社長

社長には参った。ここはお前の会社ではないぞ。「ボクはね…」「ボクはね…」67歳過ぎて「ボク」はないだろう。態度も横柄で、いつも先頭を歩く。平気で列に割り込む。現地ガイドを離さない。いつも独り占めしている。周りもそれに合わせている。私が土産品...
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死者の大通りを歩く

総勢13名で死者の大通りを歩く。ツアー参加者は11名。それにツアーコンダクターと現地ガイドだ。ちょうどいい数字になったが、ただの偶然か?メキシコでの晩餐会で一行の全貌を捉えることが出来た。場違いな1ドル=161円のこの時期にこんな遠方まで旅...
タビ

TEOTIHUACAN

空港から一行を乗せたバスは郊外にあるテオティワカンを目指す。テオティワカンと言えばメキシコを代表する、エジプトのピラミッドにも匹敵する世界遺産である。なんせ、この太陽のピラミッドは世界で3番目の大きさを誇る。テオティワカン(神々の集う場所)...
タビ

Mexico City

09:35成田を離陸したAMX057便は千葉沖を北上。千島列島を経由しベーリング海へ。アラスカ海をとおりバンクーバー近くでアメリカ大陸へ。そしてラスベガス上空を南下。現地時間07:25クスリ漬け年金生活者は何とか無事にメキシコシティに着陸し...