MV-22B OSPREY

ベント

次に展示されていた機体は、海兵隊普天間基地所属MV-22Bオスプレイである。ここ最近何かと話題になっている機体である。事故が相次ぎ、そのたびに飛行中止となっている。与那国空港での、陸上自衛隊のオスプレイの事故は耳新しい。原因はインテリム・パワー・スイッチの押し忘れという。

そのほか、2016年に沖縄県名護市沖墜落事故2023年には屋久島沖で墜落乗員8名全員死亡している。機体は横田基地から普天間基地に向かって飛行中に起きた。飛ばない限り落ちないので、展示されている機体は問題ない。だが、近くで見ると2基のエンジンナセルがどでかい。凄く迫力があった。

世界で実用化された唯一のティルトローター機で、乗員用4席キャビン24席備えている。実際に内部に乗り込んで、視察することが出来た。天井、壁とも配管むき出しで、武骨なつくりをしていた。ロールスロイス社製エンジンを2基搭載して6150馬力を絞り出す。

最大離陸重量は27400kgで最高速度565km/hを出す。その航続距離は3900kmに及び、日本全土をカバー出来る。空中給油すればこの限りではない。ただ、地上でローターを固定翼モードまでティルトさせると、ブレードの先端が地面と接触するという、なんともデリケートな機体だった。

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