タビ

SAUPAULO

1173便は少し遅れて夜中のサンパウロ国際空港に着いた。あぶないところだった。なんとか、ホテルに着いたのは24:00だった。明朝のホテル発は06:00と言う。だから04:30にモーニングコールをかけるらしい。「これじゃあ、全然寝れないな」バ...
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GLO-1173便

IGUAZU発20:20のゴルゴ航空1173便に乗り込む。B-737の小さな機体は帰りの観光客で膨らんでいる。通路をつまづきながら進む。「あれー?俺の座席に別人が座っているぞ」なんと、こともあろうに同胞の社長が、まじめな顔で鎮座しているでは...
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国境地帯のトイレ事情

アルゼンチン・ブラジル・パラグアイの3国の国境地帯に到達する。この国境地帯は治安が不安定だから、イスラム教シーア派武装組織ヒズボラなどが潜伏している。資金源確保のため、密林奥深くで麻薬が密造・取引されているらしい。密林の小屋でコカの葉を煮詰...
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旅の人間模様 折り紙外交

ゴルゴ航空搭乗の受付待ちの列は長い。コの字の列が何周も続く。さまざまな国の人々が入り乱れて並ぶ。多言語が飛び交う。すぐ後ろは、おばあちゃん教授。その後ろは白人の子供連れ家族だった。1時間以上も待たされると、皆殺気立って来る。すると突然、おば...
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IGUAZU 5

上空からイグアスの滝に迫ろうか。このヘリツアーはオプションだが、言うまでもなく全員が参加した。ここまで来て翔ばない選択などありえへん。バニラ爺は年甲斐もなくはしゃいで、痛い足で飛び跳ねていた。ヘリポートまで30分。芝生のなかのヘリポートに着...
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IGUAZU 4

先頭から遅れをとってしもうた。「早く、早く」とせかされるが、人工股関節のクスリ漬け年金生活者と、足を引きづるバニラ爺では速度が出ない。転倒して骨折でもしたらたいへんだ。ブラジルでは人工股関節の骨折には対応出来ない。あぶない。異国の地で寝たき...
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IGUAZU 3

200mほど密林を進む。頭上ではサルらしき生き物が跳び回り、どこからか遠くホロホロ鳥の鳴き声も聞こえる。「ジャガー注意」の看板も草むらから見つけた。イグアスの密林地帯だ。プライベートビーチの密林とは、わけが違う。一瞬恐怖がよぎった。迷うこと...
タビ

IGUAZU 2

イグアス2日目から旅が恐怖へと変わる。先月のブラジル大洪水で悪魔の喉笛に続く桟橋は崩壊した。それが必死の復旧作業の結果、昨日開通したとの話。「幸運ですねえ」とガイドは言うが、もの凄く心配している。全世界から観光客が殺到し、昨日は13:00に...
タビ

IGUAZU 1

ゴルゴ航空1990便は薄暗くなったフォス・ド・イグアス空港に着陸した。密林の空港だ。あたりは何もない。密林だけだ。真っ暗な道にポツンポツンと看板が暗い球(タマ)に照らされている。「治安が不安なので、夜間はホテルから出ないように」と現地ガイド...
タビ

Rio-de-janeiro 4

イパネマの高級商店街を散策する。いろいろな専門店が軒を連ねる。社長がファーマシーに入った。奥さんが言った。「海外ではいつもクスリを買うんです。日本では手に入らないものが安く買えるとかで…」おいおい何を買うんだ。薬品会社の社長がわざわざ海外ま...