Potensic Dreamer 4Kは今では主流のジンバルは搭載せず、映像安定化は物理的な防振ボールによる、構造的な振動吸収が主となっている。すなわち画像のブレ対策には、一世代前のシステムが搭載されているのである。それでも、操縦のしやすさや親しみやすさから、今でもなお絶大な人気を誇っている機種である。
その操縦方法は、スマートホンを送信機にはさみ操作する。あらかじめダウンロードしたアプリ、「PotensicPro」を通じて、直観的な操作が可能となる。多様なスマートフライトモード(フォロー・ミー、オービット、ウェイポイント(最大15ポイント)など)をサポートしている。
さらに送信機は5.8GHz帯を採用し、最大通信距離は理論上800 m(干渉なし時)。現代の主流からは少し距離が延びない気もするが。一方で、ドローン名に「4K」を掲げている割には、動画解像度の実質が2.7Kである。専門的に評価するとマーケティング面で誤解を招きやすい弱点である。
また、ジンバル不搭載による映像のブレは、高度な映像制作にはやや不利と言える。総じて、Potensic Dreamer 4Kは初心者から中級者への導入機として、飛行安定性・バッテリー性能・スマートモードの多様性に優れ、コストパフォーマンスの高い選択肢と言える。初号機としては最高であった。


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