2023年冬、オスプレイが屋久島沖に落ちた。当初は全世界がパニックに陥らないように、合衆国政府は過去の名護市沖着水と同じく「緊急着水」として発表。もちろん日本政府もこれに追随。「決して墜落したんではありませんよ。ただの緊急着水です。」と松野官房長官。
ところが、どこを探しても緊急着水したはずの機体がみつからない。目撃した漁師の「オレンジ色の炎を出して反転して海中に落ちた」との証言。さらに乗員全員死亡が判明。これでは「緊急着水」ではもみ消せない。合衆国政府も諦めて「墜落」と公表。もちろん日本政府もすぐに追随。絶妙なコンビネーションだ。
「最後までパイロットが頑張って機体をコントロールしていたから緊急着水と言ったのです。」と苦しい松野官房長官。政治家は二枚舌、いや三枚舌が断然、当然なようだ。キックバックも明るみに出てしまい、遠く飛ばされるのか。やはり1週間後、合衆国政府の命令で地球上の全オスプレイの飛行が禁止された。もちろん自衛隊の機も。普天間の海兵隊オスプレイも地に這いつくバッタ。
回収された残骸から、今まで伏せていた機体の根本的構造欠陥が現実のものとなったのか。この欠陥は開発当初からごく一部の関係者には知られていた。オスプレイ設計者の一人、ジョン・スミス氏は当時2010年に透析を受けながらこう語っていた。「あの機種は構造が複雑でトラブルも起こしやすい。操縦も高度な技術を要する。落ちるかもよ」と。設計者自ら不安を抱えていたことが、現実となってしもうたのか?
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