銃剣とブルドーザー

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ついに来るべき時が来た。2023年12月28日午前会議で、時の国土交通大臣斎藤哲夫は名護市辺野古の新基地建設に伴う地盤改良工事を巡り、地方自治法に基づく「代執行」強行したのである。時の沖縄県知事玉城デニー不承認を押し切り、沖縄県民の民意踏みにじり強行した。つまり沖縄防衛局設計変更申請県知事にかわり承認したのだ。史上初「代執行」である。

この承認により2024年01月04日から防衛省により大浦湾側での工事も始まる。玉城知事「多くの民意に反する」として直ちに上告。これにより、沖縄県(琉球政府)日本国政府との亀裂は取り返しのつかないものとなり、全面闘争へと突入した。国策を進めるため、知事権限をも奪う暴挙。沖縄の地方自治根底から破壊された。県民はこの日みな落胆憤り悲嘆暮れた

県民はみな知っている。1953年04月「銃剣とブルドーザー」を。「あの当時沖縄犠牲は何も変わってないじゃないか!」みな口々に米国言うなりである日本国政府に対して、強烈不満を訴えた。そして誰一人として日本国政府信用しなくなって行った。そしてこれを契機反政府勢力機運高まっていく。

「銃剣とブルドーザー」とは、太平洋戦争後米軍占領下にあった沖縄で、米軍はさらに土地接収を進めるため、1953年04月「土地収用令」交付米軍抵抗する住民武力排除ブルドーザーを使って家屋押しつぶして軍用地として土地接収を進めたのである。今回代執行はこれと大差ない暴挙である。

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