CPAPで顔が変形

キカイ

圧が病院からの遠隔操作で上がった。翌朝鏡をみて私は腰を抜かした。なんと「顔が、顔が、私の顔が変形している!」もともと変形しやすい顔ではあるが、こんなのは初めてだ。空気が間違って顔に入ってしまったらしい!あわてて病院に電話する。

さすが24時間体制。すぐつながった。「今朝起きたら顔が変形してしまっているんですけれど…」「ハァ?」「ハァ?」相手には意味が通じないようだ。私も気が動転してしまってうまく説明出来ない。「顔が、顔がアバターのようになってしまっています」これでやっと意味が通じたみたいだ。意味が通じたのではなくアバターという単語がヒットしたのだ。

「予約外ですが本日いらっしゃって下さい。いつでもお待ち申し上げております。お大事に」なんかマニュアル通りの回答だ。もしかして相手はAIか?「こんな顔では受診出来ません」と話すと「それでは人目につかぬよう黒いヒジャーブを着用して、目だけを出して受診してください。マイナンバーの顔認証は使用出来ません」と何かを検索してつなぎ合わせたような回答。Siriよりもひどい。

ヒジャーブとか言ってるけど、ここは中東ではないぞ。マイナンバーは日本であっている。しかしグローバルな回答。やはり相手はAIに違いない。全世界の知識を学習している。

そうか、診療時間外はAIが電話対応しているのか。すばらしい最先端を行く病院だ。別の意味で感心した。 受付開始時間まで待って再度電話する。今度は人間と話すことが出来た。

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