コキョウ

    故郷

故郷は雪深い山村。冬は長くて寒い。寝る前に蛇口の水をちょっとだけ流しておくのを忘れると水道管が凍つてしまい、翌朝やかんの熱湯を何度もかけなければならないはめになる。今みたいに水道管を保温するヒーターもない時代だったから。そして毎朝の雪かきが...
クスリ

降圧剤-2

降圧剤によってクスリ漬けになってしまった年金生活者は、毎日欠かさず服薬しないといけない。もし飲まなかったらどうなるのか?リバウンド現象というのが起きて、降圧剤を内服するようになった以前よりも、もっともっと急激に血圧が上昇してしまう。この急激...
クスリ

  高血圧症

降圧剤によってクスリ漬けになってしまった年金生活者は、例外なく朝自ら血圧を測ることから1日が始まる。そして血圧手帳に記入して、その値に一喜一憂する。いわば老人版「星占い」。その結果で今日の運勢が決まるのだから皆必死!体調をととのえ、深呼吸を...
クスリ

降圧剤-1

胸部大動脈瘤が見つかってから、父は半年ごとにCT検査を受けて瘤の大きさを計測していた。瘤のある位置が大動脈弓部であり手術では大きな血管3本も同時にグラフト(人工血管)に置換しなければならない。大動脈クランプ中には脳灌流もしなくてはいけない。...
ブレイク

  年金生活者と海

 世の中ゴールデンウイーク真っ只中。海へ山へ県民の森へと大移動。至る所で大渋滞。でもみんな心待ちにしていたゴールデンウイーク!子供も大はしゃぎ。大人も大はしゃぎ。楽しい思い出いっぱい作ろう、なんてね。だけど年金生活者にとっては死ぬまで毎日ゴ...
サンソジテンシャ

  酸素自転車

今思うと不思議だった。何か予感を感じた瞬間が過去にあった。最後に会ったときのことを思い出してみる。季節はいつだったろうか?雪がなかったし暑くもなかったから初夏か秋だったと思う。おみやげを詰め込んだリュックを背負い、駅に向かうバスを待っている...
オヤフコウ

 胸部大動脈瘤破裂

それは突然やってきた。16年前の4月30日0:30携帯が鳴った。「これからICUに入ることになったでな」 今思うとわざと元気そうな声だった。自分は何と答えたか覚えていない。最後の大切な会話だったのに。ICU入室前に看護師が遠方にいる私は間に...
クスリ

 今日もこんなに?

これは1日に飲む私のクスリ。        気のせいかちょっと種類も量も多くないかい?まあ年金で生活しているわけだから、それなりの歳も重ねているわけだし、働き盛りの成人量としても多すぎる気がする。私の肝臓や腎臓は悲鳴をあげておらへんか?まあ...