福岡国際空港からFINNAIRで8時間余。ムーミンランドに到着した。北極回りだから思ったより北欧は近い。北極圏で寒いけれど空港は全館暖房だ。その空港にところ狭しとムーミンが並ぶ。大きな記念撮影用のものから、お土産用まで多種多様。暖色系の照明とムーミンのフワフワ感がマッチして全身ポカポカして来た。子供がムーミンと記念写真を撮っている。
日本では、かつて大学入試センター試験に「ムーミンランドはどこの国にあるか」と出題されたことがある。正解は「みんなの持っている夢の国」なのだが、出題者が特定の実在する国を正解としてしまい、ネット上で大ブーイングが起きたことも新しい。ムーミンの作者からすれば、夢を持たない大人目線の見当はずれの回答である。
となりのアイスランドにも足を延ばす。寒そうな名前だが実際は暖流の影響で暖かく、とても北極圏にいるとは思えない。レイキャビックは清潔感あふれる街。都会というイメージよりも自然豊かなところ。漁業がさかんだ。そして火山国だから、至るところに温泉や間欠泉がある。温泉にも入ったが日本人はすぐに判別出来る。他の日本からのツアーとも一緒になったが、日本人だけが皆決められているかのように、全員頭にてぬぐいを載せて温泉に漬かっているのだ。それを見た米国人にきかれた。「Are they Japanese manners?」「Oh yes! From the Edo period.」信じた。彼女らが来日するのが楽しみだ。
そしてアイスランドは有名なオーロラベルトに位置する。24時間オーロラ予報がアプリで発信されている。イエローナイフが最も見える確率が高いが、クスリ漬け年金生活者にとっては寒すぎる。3日間粘ったが今回は残念ながら遭遇出来なかった。次回に期待したい。オーロラが見れなかった人だけが無念に買うという「世界で最もまずい」と有名な輪ゴムのようなお菓子を入手。帰国後、職場に持って行ったが長くあった。草
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