F-35A LIGHTNING Ⅱ

ベント

F-35A  LIGHTNINGⅡは2機展示されていた。また第2滑走路を使って、2機編成でローアプローチの訓練も行われていた。最も新しい第5世代ステルス戦闘機である。F-22ラプターよりも製造コストを大幅に抑えて開発され、同等以上の能力を持つ。ただコスト削減からか、単発ジェット化されている。

F-35A ライトニングロッキードマーチン社を中心に複数の企業で開発され、2011年から実戦配備された。短距離離陸垂直着陸機(STOVL)のF-35B、艦上機(CV)型のF-35Cも製造されている。エンジンはプラット・アンド・ホイットニー社F135を1基搭載している。

F135F-22F119を大幅に改良、強化したジェットエンジンである。しかし、このエンジンが問題である。単発ジェット化し、さらに大幅にパワーを向上させ、しかもコストを抑えたせいか、爆音が最高120㏈に及ぶ。滑走路から急上昇する際、「バリバリバリ」と物凄い爆音を発する。F-22よりもはるかにでかい。暫定配備された嘉手納基地周辺でも問題となっている。

最高速度マッハ1.6 航続距離2200㎞ F-22より優れている点として、他のプラットホームから情報を得る「データリンク」機能と、その情報を統合化して戦闘に生かせる「センサー・フュージョン」能力があげられる。武装はGAU-22/A 25㎜機関砲中距離空対空ミサイル2発ハープーン対艦ミサイル・JSM他。

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