年金生活者とJB-64

年金生活者は軽自動車を好む。なぜか？価格も維持費も安いからだ。目的は無事に三途の川を渡れさえすればいいのだ。まあ三途の川を渡る時点でもう無事ではないのだが。それも渡るときはほぼ一人だから軽の64馬力で十分だ。四輪駆動の軽トラでも申し分ない。ある時みなそんなふうに思う。歳なのか。

免許取り消し処分を受けてしまった方には申し訳ないが、免許が取り上げられる日までは自分で運転したい。自分で運転するとは言っても、今は自動運転・自動車庫入れ可能な車も増えているから、足腰が立てば運転出来る。電動シニアカーよりよっぽど安全である。車種別事故死亡率で断然トップなのが、電動シニアカーなのである。乗る時点で死にに、行くようなものである。

そう考えると軽自動車でもなるべく頑丈に出来ている方がいい。だからクスリ漬け年金生活者はスズキジムニーJB-64を選んだ。スムーズに三途の川に近づけるように、タイヤはオープンカントリーR/Tに変更、車体も1インチリフトアップした。さらにルーフラックとリヤラダーを取り付けた。またぬかるみにはまってしまった時に脱出出来るように、CLリンクの電動ウインチを装備した。

そしたら重い、重い。車重が重すぎるのだ。もともと重い車なのに、これでは高速の合流などがストレスとなる。そこでサブコンピューターで馬力を上げて、スロットルコンピューターで加速性能をアップさせた。これで重い車重でも、660ｃｃのターボエンジンでスムーズに走れるようになった。しばらくこれで走る。

そして実際にJB-64は2023/06/13三途の川に連れて行ってくれた。