追憶碓氷峠 39

タビ

このように北陸新幹線は、30‰勾配区間電源周波数の変化など、車両には条件の厳しい線区となっており、それに対応するべくブレーキ性能を向上させ、50/60Hzの両方に対応したシステム構成としている。その車両のトータルコンセプトは、「大人の琴線に触れる『洗練さ』×心と体の『ゆとり・解放感』」とした。

洗練さ』は日本の伝統と最新技術の融合により、新たな価値を生むことで表現する。そして、『ゆとり・解放感』は和風の空間に集うことで、得られる心地よさで表現した。これらに共通しているキーワードを“和”とし、今後首都圏と北陸新幹線沿線を結び、日本の伝統文化と未来をつなぐという意味から「“和”の未来」を車両のデザインコンセプトとしている。

エクステリアデザインでは、高速で走行するための造形と日本の伝統的な色使い、新幹線が走行する沿線の風景を融合させ、スピード感と精悍さを表現している。また車体上部色は「空色」、車体色を「アイボリーホワイト」、車体中央の帯色を「銅色(カッパー)」および「空色」とした。

インテリアは、グランクラス“高めあう和”グリーン車“和風の和”普通車“集う和”をテーマとしてデザインされた。特に、12号車に設けたグランクラスは、“新幹線のファーストクラス”と称される特別車両である。1編成わずか18席のみの設定となっている。

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