YELLOW KNIFE 02

タビ

エア・カナダAC-8480便は、バンクーバーとカナダ極北の地、イエローナイフを結ぶ国内定期便である。毎日バンクーバーを夜に出発し、北方のノースウェスト準州へ向かうフライトとして定着している。オーロラ観光や資源関連の移動を支える重要路線である。

それは、極北の地と南部の大都市を結ぶ“生命線”とも言える存在なのだ。使用機材は主にボンバルディアCRJ-900で、座席数は約76席。コンパクトながら寒冷地運航に適した信頼性の高いリージョナルジェットだ。ボンバルディアCRJ-900は、カナダのボンバルディア社が開発を手掛けた。

中距離向けリージョナルジェットで、CRJシリーズの中核を担う機体である。胴体を延長し70~76席級の客室を確保しつつ、軽量な機体構造により燃費効率と、運航コストを両立している点が大きな特徴だ。主翼は高速巡航に適した後退翼で、巡航速度はマッハ0.78前後とリージョナル機としては速い。

エンジンを機体後部に配置することで客室の静粛性が高く、寒冷地や短距離路線でも安定した運航実績を持つ。イエローナイフ空港で見られる特徴的な光景が 離陸前の機体の除氷(デアイシング)。極寒環境では翼や胴体に霜が付着しやすく、放水車から温めた除氷液を散布することで、安全な揚力を確保する。極北の空港ならではの重要な安全工程となる。

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