ところが、予定日の1週間前になって追加販売されたのだ。迷わず購入。ラッキーだった。10:00だから「スカイフェニックス」一番乗りだ。ヘルメットやロープ、ワイヤーなど安全装備をして発射台に登る。これが高い。6階建てのビルの高さに相当するらしい。上に行くほど、風が強くなる。
若干の不安がよぎる。頂上でスタッフの説明を受け、スタート地点に立つ。瞬間、目の前に広がるのは深い緑のジャングルと青い空。ゴールは見えないほど遠くだ。ハーネスを装着し、滑空準備。一歩踏み出すと、重力から解き放たれたように、水平となって一気に大空を滑空。
風を切る音とともに体が前へ前へと引っ張られ、まるで自分が鳥になったかのような感覚に包まれる。特に印象的だったのはスピード感。ただ速いだけではなく、景色との一体感が抜群。眼下のジャングルをかすめるように飛ぶ、あの感覚は他ではなかなか味わえない。
怖さよりも「気持ちいい」が勝つ絶妙なバランスで、気ずけば笑いながらゴールへ一直線。ここでもスタッフが明るく迎えてくれた。終わった瞬間、思わず「もう一回!」と口にしてしまうほどの中毒性。絶叫系が苦手な人でも挑戦しやすく、それでいて“想像の一段上”をいく爽快体験だった。

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