しかし実際に乗車してみると、それ以上の価値の差があった。東京駅から長野駅まで、北陸新幹線「かがやき」のグランクラスAに乗車。これまでグリーン車には何度も乗って来たが、グランクラスAはまさに別世界。「移動」という言葉では表現しきれない、特別な時間が待っていた。
車内へ一歩足を踏み入れると、落ち着いた照明と静寂に包まれた空間が広がる。シートは飛行機のファーストクラスを思わせる重厚感があり、身体を優しく包み込む座り心地。リクライニングやレッグレストを調整すると、高級ソファ以上の快適さで、思わず「このまま何時間でも乗っていたい」と感じてしまう。
発車して間もなく、専任アテンダントの方が笑顔であいさつにやって来た。丁寧で自然な接客は、決して堅苦しくなく、まるで高級ホテルやラウンジで、もてなされているような心地よさがあった。必要なときにはすぐ気づいて声をかけてくれ、そのさりげない気配りに感心した。
グランクラスAの楽しみの一つが、軽食と飲み物のサービスだ。美しく盛り付けられた和洋折衷の軽食は、見た目にも華やかで、一つひとつが丁寧に作られている。さらに、コーヒーや紅茶、ソフトドリンク、アルコールなど豊富なメニューから好きな飲み物を選べるのも魅力である。

コメント