続いて、②群馬県西部の玄関口となることである。例えば、東京→横川→バス→
草津・妙義・安中方面 という流れも考えられる。しかし、横川には軽井沢のようにはなりにくい宿命的な理由があるのだ。それは、理由① 標高と気候 軽井沢:約1,000m 横川:約400mだ。
軽井沢の魅力は、夏でも涼しい・高原景観・森林・別荘環境だ。横川は温暖な谷間で、避暑地としての条件は弱い。 理由② ブランド力 軽井沢は、100年以上の歴史を持つ。外国人宣教師・皇室・別荘文化・高級リゾートという積み重ねがあるのだ。新幹線駅だけで、このブランドは作れない。
理由③ 東京から近すぎる 一見メリットに見えるが、逆の面もある。それは、軽井沢:「泊まりたい場所」 横川:「日帰りで十分な場所」になりやすい。観光地として宿泊需要を作るのは難しいのだ。実は、鉄道計画上も横川駅は難しかったのである。
実はここが技術的に重要だ。北陸新幹線は碓氷峠を、長大トンネルで一気に抜ける設計である。その横川付近に駅を作る場合、急勾配区間・トンネル入口・地形制約がある。新幹線駅には、長い直線区間・緩い勾配・駅前空間が必要となる。横川周辺は条件が厳しい場所だったのだ。


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