追憶碓氷峠 60

タビ

それでは、別の視点から分析してみよう。横川周辺の住民を見捨てない策はなかったのか? それが「もし横川に新幹線駅を造っていたら」である。横川は軽井沢のように発展できたのか? これは碓氷峠を考える上で、とても興味深い計画である。

しかし結論から言うと、横川に新幹線駅を造っても、軽井沢と同じような発展は、かなり難しかったと言わざるを得ない。ただし、現在よりは地域拠点として、大きな恩恵を受けた可能性がある。理由は、新幹線駅があるだけでは発展せず、その土地が持つ地理的条件・観光資源・都市圏との関係が重要だからだ。

まず横川駅と軽井沢駅の決定的な違いは、地理条件である。もし横川新幹線駅を作った場合、北陸新幹線を高崎→横川→軽井沢→長野 としていたらどうか。横川駅周辺には、新幹線駅・駐車場・バス拠点・商業施設 ができた可能性がある。

その期待できる効果としては、① 観光拠点化である:横川を起点に、碓氷峠観光・鉄道文化むら・めがね橋・妙義山へ向かう人が増えた可能性がある。現在のような「車で行く観光地」ではなく、「鉄道で行ける観光地」になった可能性がある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました